九重町町勢要覧

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九重町町勢要覧

九重コラムCOLUMN2注目!自然エネルギー八丁原地熱発電所中央制御室自然エネルギーの積極的な活用に取り組んでいます。地熱発電とは、地中深くから取り出した蒸気で直接タービンを回し発電するものです。火力発電所では石炭、石油、液化天然ガスなどの燃焼による熱で蒸気を発生させるのに対し、地熱発電では地球がボイラーの役目を果たしているといえます。九重町には「八丁原地熱発電所」「滝上地熱発電所」「大岳地熱発電所」の3カ所の発電所が稼動し大岳地熱発電所が12,500kW、八丁原地熱発電所1号機・2号機でそれぞれ55,000kW、滝上地熱発電所で27,500kWが発電され、日本全体の地熱発電量の3割近くを担っています。また、ここのえ緑陽中学校や町営住宅の太陽光発電設置や小水力発電の事業化に向けても動いています。八丁原地熱発電所蒸気タービンはっちょうばるおおたけたきがみ八丁原発電所(九重町大字湯坪)八丁原発電所は日本最大規模の地熱発電所で、昭和52年6月に1号機が、平成2年6月には2号機が完成しました。九州では大岳発電所についで2番目、全国では5番目に完成しました。大岳発電所(九重町大字湯坪)大岳地熱発電所は事業用としては九州で初、また全国でも2番目につくられた地熱発電所です。昭和42年8月に運転が開始され、約2km離れた八丁原発電所、及び約20km離れた滝上発電所の両地熱発電所の運転・監視も、この発電所において行われています。滝上発電所(九重町大字野上)滝上発電所は事業用としては九州では、大岳発電所、八丁原発電所、山川発電所、大霧発電所についで5番目、全国では11番目の地熱発電所です。平成8年11月に運転が開始されています。12