公開日 2018年2月17日
名所スポット
初夏の夜を幻想的な光で演出するホタルや冬の夜空を彩る花火が魅力の情緒漂う温泉、宝泉寺。龍門の滝では子どもから大人まで大自然を満喫することができる。
このエリアには歴史や文化が薫る神社仏閣も多く、一味違った九重に出会うこともできます。
1.龍門の滝(りゅうもんのたき)
松木川沿いの竜門寺の境内にある滝で1段目の滝は高さ26m、幅40mで深い滝壺があり、滝壺から流れ落ちる2段目の滝は、安山岩の岩床を滑るように流れ落ちる約70mの滝になっています。夏には若者や子ども達の歓声が滝周辺にこだまし、夏の風物詩となっています。(令和2年龍門の滝横の崖から落石があり、現在は滝滑りや落石箇所に近づくことができません。)
滝をゆっくり楽しもう!!
夏にはキャンプを楽しむ家族連れや若者で賑わいますが、周辺にあるキャンプ場を利用すれば駐車場の心配もなく、ゆっくりと過ごせます。
なるほど豆知識~龍門の滝という名称~
鎌倉時代に渡来した蘭渓道隆禅師が、中国の黄河上流の龍門に似ていることから、この滝を龍門の滝と命名したそうです。
2.九重ふるさと館(ここのえふるさとかん)
九重町の情報提供施設です。農産物や特産品などの販売をはじめ、食事処もあります。
3.龍門温泉♨(りゅうもんおんせん)
国定公園の指定を受けている「龍門の滝」を中心にした温泉地で昭和50年代前半に九重町の新しい温泉地として開発されました。
4.宝泉寺温泉観光物産館 「宝泉寺駅」(ほうせんじおんせんかんこうぶっさんかん 「ほうせんじえき」)
木造2階建てで、1階は地元農産物やお土産品等の販売、2階は宮原線に関する資料展示のほかに食事ができる休憩所もあります。
5.宝泉寺温泉♨(ほうせんじおんせん)
平安時代からの古い歴史を持ち初夏のホタルが乱舞する「ほたる祭」や真冬の花火大会もあり、観光客で賑わっています。
6.壁湯温泉♨(かべゆおんせん)
川沿いの洞窟風呂が有名であり、源泉は足元湧出です。また川面と同じ高さの川沿い露天風呂も人気があります。
7.川底温泉♨(かわぞこおんせん)
湯船の底に丸い大きな石がゴロゴロしており、まさに川底の感じそのまま。その石の隙間から温泉が湧き出しています。
8.宝泉寺温泉のホタル(ほうせんじおんせんのほたる)
6月上旬頃からホタルが乱舞し始め幻想的な夜を演出します。また期間中の毎週土曜日には「宝泉寺温泉ホタル祭り」を開催しています。
9.豊後中村駅(九重町観光協会)(ぶんごなかむらえき(ここのえまちかんこうきょうかい))
懐かしい雰囲気の茅葺き屋根は旅情を誘います。現在は九重町観光協会が入り、観光情報の発信の拠点ともなっています。
ちょっと気軽に・・・宝泉寺・龍門エリア 歴史探訪
10.青山愛宕地蔵尊(あおやまあたごじぞうそん)
清原正高公ゆかりの地蔵尊で、天ヶ瀬の高塚地蔵尊の兄弟仏といわれている。
11.瑞巌寺磨崖仏(ずいがんじまがいぶつ)
室町時代中期の作と推測される5体の磨崖仏は県指定史跡です。
12.足手荒神社(あしてこうじんじゃ)
東飯田地区にある神社で、特に手足腰にご利益があると言われております。
13.菅原天満宮(すがわらてんまんぐう)
菅原道真が自身の像を刻んで形見として与えたという木像が御神体です。
14.総社 宝八幡宮(そうしゃ たからはちまんぐう)
この地方の鎮守様。江戸時代から伝わる郷土芸能の宝楽は県指定無形民俗文化財。本殿内に「合格」と「開運」のミニ鳥居があり、くぐると願いが叶うとされています。

