公開日 2025年1月28日
フレイルとは?
加齢とともに、体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態をさします。そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。
フレイルは早めに気づいて適切に行動することにより、健康な状態に戻ることができます。
九重町では、要支援・要介護認定を受けていない高齢者の中で、フレイルが疑われる人の割合が、15.4%となっています(令和4年度健康とくらしの調査より)。
「この頃疲れやすくなった」「食欲がなくなってきた」「人と会うのが面倒だ」など感じることはありませんか?
「自分はまだ大丈夫」「年だから仕方ない」などの思い込みは、フレイルの状態を加速させてしまう原因になります。日常生活のわずかな変化をキャッチした時こそ、フレイル予防に取り組むチャンスです。
あなたのフレイル度をチェックしてみましょう!
最近、日常生活や栄養状態、こころの状態などで以前に比べて気になることはありませんか?
「フレイルチェックシート」を使い、半年に1回を目安に自分のフレイル度をチェックしてみましょう。
フレイル予防に取り組みましょう!
フレイルを予防するためには、運動(体操)・栄養(食事)・口の健康・社会とのつながりの4つの項目が大切です。
運動(体操)
生活が不活発な状態だと、加齢の影響で徐々に筋力は衰えてきます。自宅でできるフレイル予防の体操として、筋力強化の体操『めじろん元気アップ体操』があります。体操は弱い運動と強い運動に分かれており、その日のからだの状態により選んで体操することができます。
※ケーブルテレビでも放送中です(6時30分~、16時30分~)。
栄養(食事)
重要なフレイル予防対策のひとつが栄養(食事)です。「1日3食」しっかり食べて、生活リズムを整えましょう。
また、エネルギーやたんぱく質が不足している状態である「低栄養」を予防するためにも、主食・主菜・副菜を組み合わせて、いろいろな食品をとるよう心がけましょう。
口の健康
口は「呼吸する」「食べる」「話す」「笑う」といった、生きていくために不可欠で大切な器官です。
高齢になるにつれて、食べる・飲む・話すといった機能が衰えることをオーラルフレイルといいます。オーラルフレイルは、体や心のフレイルを引き起こす要因となります。食後や就寝前の歯磨きや口腔体操などのケアを毎日の習慣にしましょう。
社会参加(人との交流)
外出する機会が少なくなりがちな高齢期は、生活が不活発になることでフレイルの危険が高まります。
外に出て、人と話をしたり、サロンなどの活動に参加したりすることで、知らず知らずのうちに身体活動が増え、おなかがすいて食欲も出てきます。
散歩や買い物などで近所にでかけたり、地区のサロン活動などに積極的に参加してみましょう。
まずは、近くで参加できる、生きがいや健康づくりの通いの場を探してみませんか?
高齢者の生きがいや健康づくりに関する事業[PDF:296KB]
気になる事業があれば、各問い合わせ先に相談してみましょう。
フレイル予防に関する教室や相談先
九重町ではフレイル予防に取り組む各種教室を開催しています。
ご自身の体の状態や介護予防について、教室への参加希望などお気軽にご相談ください。
■ほほ笑み教室➡チラシ[PDF:349KB]
■短期集中リハビリ教室➡チラシ[PDF:228KB]
九重町地域包括支援センター(電話:0973-76-3863)
お問い合わせ
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