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人権ってなあに?

公開日 2025年2月27日

人権とは、すべての人が、人間の尊厳に基づいて持っている固有の権利です。
人権は、社会を構成するすべての人々が個人としての生存と自由を確保し、社会において幸福な生活を営むために欠かすことのできない権利ですが、それは人間固有の尊厳に由来します。

大分県の人権9課題

大分県の定める「大分県人権尊重施策基本方針」では、重要課題としてわが国における固有の人権問題である部落差別問題をはじめとする9つの課題で整理しています。
なお、昨今、社会的関心が高まっている性的少数者の人権問題を重要課題の一つとして位置づけました。

部落差別問題

部落差別問題は、日本社会の歴史的過程で形づくられた身分差別により、日本国民の一部の人々が、現在に至るまで様々な査閲を受けている日本固有の人権問題です。
出身地などを理由にして、根拠のない結婚差別、就職差別、差別発言などの事案が発生しています。部落差別を学び、解消するための行動を一人一人が行うことが必要です。

女性の人権問題

女性の社会参加や活躍の機会が奪われることはあってなりません。また、女性がDV、性犯罪・性暴力、ハラスメント等から守られることが必要です。

子どもの人権問題

いじめや体罰、児童虐待など子どもが被害者とならないよう、子どもは一人の人間として最大限に尊重され、守られなければなりません。

高齢者の人権問題

介護の際に虐待を受けた、無断で財産を処分されたなどの事案が発生しています。高齢者が生き生きと暮らせる社会の実現を目指し、高齢者についての理解を深めることが大切です。

障がい者の人権問題

障がいのある人が車いすでの乗車を拒否されたり、アパートの入居を断られる事案が発生しています。障害のある人に対する十分な理解と配慮が必要です。

外国人の人権問題

文化等の多様性を認め、外国人の生活習慣等を理解・尊重し、偏見や差別をなくすことが必要です。

医療をめぐる人権問題

感染症等に対する知識や理解の不足から、社会生活の様々な場面で差別やプライバシー侵害などが発生しています。正しい知識を持ち、理解と関心を深めていくことが必要です。

性的少数者の人権問題

性的指向や性自認を理由とする偏見や差別により、苦しんでいる人々がいます。性的指向や性自認に関する正しい理解を深めていくことが必要です。

様々な人権問題

これまで紹介した人権問題の他にも、犯罪被害者やその家族の人権問題、プライバシー権の保護、ネット社会の人権問題などについても正しい知識を持ち、
情報を適切に扱うことで自らが人権侵害を行わない配慮が必要です。

 

お問い合わせ

人権尊重・部落差別解消推進課/隣保館
電話:0973-76-2468
FAX:0973-76-2446

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