公開日 2026年3月31日
~これからも安全で安心な水を皆さんにお届けするために~
計画期間:令和8(2026)年度 ~ 令和17(2035)年度(10年間)
はじめに:なぜこの計画を作ったの?
私たちの生活に欠かせない「水道」。いつでもひねれば安全な水が出る環境を守るため、九重町では日々施設の管理を行っています。
しかし現在、「人口減少による水道利用の減少(収入の減少)」と、「古くなった水道管や施設の修理・交換(支出の増加)」という大きな課題に直面しています。
そこで、将来にわたって安定してお水を届け続けるため、長期的な視点でお金や施設のやりくりを考える「経営戦略」を策定しました。
九重町の簡易水道の「いま」
現在、九重町の簡易水道は以下のようになっています。(令和6年度末時点)
・お水を届けている人数:3,444人
・水道管の長さ(配水管):約80km(町内に長く張り巡らされています!)
・主な施設:浄水場 4箇所、配水池 10箇所
・3つのエリア(水系):
野上水系(猪牟田水源・余谷水源)
東飯田水系(日出生台水源)
飯田水系(北方水源)
・運営体制:建設課 管理水道グループの職員2名を中心に、日々の点検や水質検査、工事の計画などを行っています。
【現在の水道料金(一般用・1ヶ月・税込)】
・基本料金(10㎥まで):1,380円
・使った分だけかかる料金(10㎥を超えた分):1㎥あたり240円
・メーター使用料:100円(口径13mmの場合)
これからの「見通し」と「課題」
今後、九重町では次のような変化が予想されています。
☛お水を使う量が減る
人口が減少していくことで、町全体で使われるお水の量が減り、水道料金の収入も減っていく見込みです。
☛施設の老朽化が進む
これまで整備してきた水道管や浄水場などの施設が古くなり、新しく作り直したり修理したりするための費用がたくさん必要になります。
将来に向けた「取り組み」
収入が減り、支出が増える厳しい状況の中でも、安全な水をお届けするために以下のことに取り組みます。
☛必要な料金収入の確保
水道料金の減少や物価高騰や施設の老朽化による維持管理・更新コストの増大に伴い赤字となることが予想されています。企業会計における独立採算の原則に基づき、赤字は料金改定を実施することで改善を図ります。
料金改定は令和10年度以降に実施することとし、令和7年度の決算状況及び令和8年度の決算見込みを踏まえて令和8年度中に料金体系も含めて検討を行います。
☛計画的な施設の更新
どの施設から直していくべきか優先順位をつけ、無駄のない計画的な工事(投資)を行います。
☛効率的な経営の工夫
令和6年度から、よりお金の流れが分かりやすい会計の仕組み(公営企業会計)を取り入れました。これを活かして、コストの削減や、国からの補助金の活用など、賢いやりくり(財政マネジメント)を進めます。
☛定期的な見直し
この計画は作って終わりではなく、毎年度「計画通りに進んでいるか」をチェックし、時代に合わせて3~5年ごとに見直しを行います。
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