公開日 2025年3月31日
自然・スポット
1 やまなみハイウェイ 長者原道標

県道11号線「やまなみハイウェイ」は日本の百名道に選ばれた絶景のドライブロード。
噴煙を上げる硫黄山と三俣山を前方に望む、長者原の直線道路は人気のスポット。
2 タデ原湿原

ラムサール条約に登録された、標高1000mの場所にある中間湿原として国内最大級の湿原。木道が整備されており、一部コースはバリアフリーにも対応。
季節ごとに移ろう希少な動植物を間近で観察できる。
3 平治号の銅像(へいじごうのどうぞう)

タデ原湿原の入口に佇む名犬平治(へいじ)の銅像。
14年にわたって山のガイドを勤めた平治号は秋田犬のめす犬で、名前はくじゅう連山のひとつの平治岳から名づけられました。1988年の引退まで心優しい“ガイド犬”として多くの人々に愛されていました。
4 小松地獄(こまつじごく)

大自然の中に吹き上がる噴気ガスや噴気孔内に貯まった熱泥の様子が散策路から観察できます。
※現在、小松地獄に向かう歩道の災害復旧工事をしているため立入禁止です。利用ができるようになりましたら、改めてお知らせいたします。
5 九酔渓(きゅうすいけい)

玖珠川流域の両岸約2キロにわたって断崖絶壁がそそり立つ「九酔渓」。
ヘアピンカーブの連続するこの渓谷は、別名「十三曲がり」と呼ばれる新緑と紅葉の名所。モミやツガ、カツラなどの渓谷林は四季折々に様々な姿を見せてくれます。
6 震動の滝(しんどうのたき)

九重“夢”大吊橋の橋の上から望むことができる「震動の滝」。鳴子川渓谷に懸かる滝で、落差83mの雄滝、落差93mの雌滝からなっており、日本滝100選にも選ばれています。
7 牧ノ戸展望台(まきのとてんぼうだい)

牧ノ戸峠はやまなみハイウェイ最高所の標高1330mにある峠。くじゅう連山への登山口でもあり、休日は登山客で賑わいます。
高台にある牧ノ戸展望台からは、長者原が一望できます。
8 くじゅう連山(くじゅうれんざん)

九重町から竹田市北部にかけて広がる火山群の総称。九州本土最高峰でもある中岳(1791m)は、日本百名山の一つに数えられ、一帯は阿蘇くじゅう国立公園に指定されています。
くじゅう連山の山開きは、4月第3日曜日に開催しています。
9 龍門の滝(りゅうもんのたき)

松木川沿いの竜門寺の境内にある滝。1段目の滝は高さ26m、幅40mで深い滝壺があり、滝壺から流れ落ちる2段目の滝は、安山岩の岩床を滑るように流れ落ちる約70mの滝になっています。
※令和2年に龍門の滝横の崖から落石があり、現在は滝すべり及び落石箇所に近づくことはできません。
施設
1 九重“夢”大吊橋(ここのえゆめおおつりはし)

長さ390m、川底からの高さは173mあり、日本一の高さを誇る人道専用吊橋。橋上からは日本の滝百選にも選ばれた「震動の滝」、雄大なくじゅう連山を望むことができ、四季折々の雄大な渓谷美を堪能できます。
◎九重“夢”大吊橋観光案内所(ここのえゆめおおつりはしかんこうあんないしょ)
九重“夢”大吊橋管理センターと併設している観光案内所。九重町の観光案内、温泉等のご紹介を無料で行っています。九重“夢”大吊橋のパンフレット(多言語もご準備しています)や九重町の観光パンフレット、マップも設置していますので、お気軽にお立ち寄りください。
◎九重“夢”大吊橋物産直売所「天空館」(ここのえゆめおおつりはしぶっさんちょくばいしょてんくうかん)
2 長者原ビジターセンター(ちょうじゃばるびじたーせんたー)

阿蘇くじゅう国立公園くじゅう地域を紹介する博物展示施設。館内では旬の自然の展示のほか、巨大衛生写真やハイビジョンシアターでくじゅうの四季の映像が見られます。
センターのすぐ裏手にはラムサール条約登録湿原「タデ原湿原」が広がり、木道の遊歩道を散策することができます。
3 八丁原発電所展示館(はっちょうばるはつでんしょてんじかん)

九電みらいエナジー株式会社の八丁原発電所に隣接する展示館。無料で見学ができ、シアタールームで地熱発電の仕組みなどを楽しく学んだ後に、スタッフの案内で発電所の屋内外の見学ができます。
※事前予約優先。雨天時は一部見学ができないことがあります。
4 里の駅 九重ふるさと館(さとのえき ここのえふるさとかん)

九重町の農産物や特産品などの直売所、九重“夢”ポーク丼やピザ等を楽しめる食事処が併設された里の駅。
観光パンフレット、マップ等も設置されています。
5 豊後中村駅・九重観光協会(ぶんごなかむらえき・ここのえかんこうきょうかい)

懐かしい雰囲気の茅葺き屋根の駅舎。
建物内には九重町観光協会が入っており、観光情報の発信の拠点となっています。
特急「ゆふ」が停車する九州旅客鉄道久大本線の駅です。
6 恵良駅・先哲史料館(えらえき・せんてつしりょうかん)

2015年に完成した新駅舎の恵良駅に併設された資料館。麻生観八氏再興の酒蔵「八鹿酒造」の最寄り駅で、先哲史料館には麻生家の業績を讃える資料などが展示されています。2024年4月より運行開始されたD&S列車「かんぱち号」のおもてなし駅として、月・水・土の14:52~15:08の16分間おもてなしを行っています。
7 八鹿酒造 舟来蔵(やつしかしゅぞう ふなこぐら)

八鹿酒造は、元治元年(1864年)に創業し、当時は「舟来屋」という屋号で呼ばれていました。八鹿酒造の製品がそろう「舟来蔵」では、できたての八鹿の清酒や焼酎などを試飲するとともに購入することができます。
8 宝泉寺交通センター(ほうせんじこうつうせんたー)

バス停留所の宝泉寺交通センターとして利用されています。木造2階建ての2階には宮原線や宝泉寺駅の貴重な資料が展示されています。1階には、2023年にパン屋がオープンしています。
アクティビティ
1 九重グリーンパーク 泉水キャンプ村(ここのえぐりーんぱーく せんすいきゃんぷむら)

阿蘇くじゅう国立公園の一角、泉水山麓の静かなたたずまいに広大な敷地を有するアウトドア派に大人気のキャンプ場。
ミニバンガローから大型ロッジまで数多く完備しており、グランドや体育館など付帯施設も充実しています。キャンプ場内には満天の星空が見渡せる温泉露天風呂もあります。
2 くじゅうやまなみキャンプ村(くじゅうやまなみきゃんぷむら)

標高1000mの高原にあるキャンプ場。テント泊はもちろん、ケビンもあり長期滞在も可能。フリーサイトでのテント泊はくじゅう連山を望むことができ自然の大きさを実感できます。オートキャンプやケビン等の整った設備で、長期滞在でも不便なく過ごせます。
3 くじゅう森林公園スキー場(くじゅうしんりんこうえんすきーじょう)

最大傾斜25度、総延長2,500mの九州最大級のスキー場。様々なコースがあり、初心者から上級者まで楽しめます。スキー場にはレンタルショップもあるので、道具を持っていなくてもスキーを楽しむことができます。スキースクールでは丁寧に教えてくれるので初心者の方も安心です。
4 九重ふるさと自然学校(ここのえふるさとしぜんがっこう)

2007年に九重町に開校。くじゅうの自然環境や生態系の保護・保全活動を行うほか、自然と向き合い、楽しみ、体感できるさまざまな自然・里山体験を実施しています。
(運営:一般財団法人セブン-イレブン記念財団)
5 観光牧場(かんこうぼくじょう)

小動物たちとのふれあいや、農業体験が楽しめる観光牧場が令和7年7月にリニューアルオープン予定。四季の花々が先誇る「フラワーガーデン」や羊の自由放牧、大型ドッグランの設置など、自然や動物たちとの距離が間近な施設です。
6 乗馬体験(じょうばたいけん)

初心者でも安心して乗馬体験にチャレンジできる乗馬牧場。小学生からウエスタンスタイルの乗馬が楽しめます。九重の自然を満喫しながら雄大な草原を散歩することもできます。
7 レンタサイクル(れんたさいくる)

やまなみハイウェイを気持ちよく駆け抜けることができる、EVトライクや自転車、オープンカー。レンタサイクル店舗からは、タデ原湿原まで5km、九重夢大吊橋まで4km、男池湧水群まで8kmとさまざまな観光スポットを大自然の風を感じながらめぐることが可能です。
8 フォレストコースター(8輪バギー)・MTBアドベンチャー(ふぉれすとこーすたー(はちりんばぎー)・まうんてんばいくアドベンチャー)

敷地内の森の中を8輪駆動バギーで駆け回るフォレストコースターは、自然を生かした新感覚アクティビティ。インストラクターが運転するので、大人から子どもまで楽しめます。MTBアドベンチャーでは「阿蘇くじゅう国立公園」内の四季折々の自然の表情が楽しめるコースを体験できます。
9 ブルーベリー摘み取り農園(ぶるーべりーつみとりのうえん)

九重町の特産品の一つ、ブルーベリー。さまざまな種類のブルーベリーを栽培する農園がたくさんあり、中には摘み取り体験ができる観光農園もあります。牧場やカフェを併設する施設もあり、ブルーベリーを使用したスイーツやジュースなどを楽しむことができます。
神社・仏閣
1 白鳥神社(しらとりじんじゃ)

欽明天皇の代に氏神白鳥神社の分霊を歓請し創建、のちに讃岐大田郷の白鳥神社の分霊を歓請したと伝えられています。白鳥神社には、相殿として八幡社が祀られ、境内社として朝日長者社があります。
2 宝八幡宮(たからはちまんぐう)

奈良時代に創建された宝八幡宮。江戸時代から伝わる郷土芸能の宝楽は県指定無形民俗文化財です。アジサイの名所としても知られており、例年7月上~中旬には、色とりどりの約1万株が見頃を迎えます。
3 青山愛宕地蔵尊(あおやまあたごじぞうそん)

清原正高公ゆかりの地蔵尊で、天ヶ瀬の高塚地蔵尊の兄弟仏といわれています。
4 瑞巌寺摩崖仏(ずいがんじまがいぶつ)

室町時代中期の作と推測される5体の磨崖仏は県指定史跡です。
5 足手荒神社(あしてこうじんじゃ)

東飯田地区にある神社で、特に手足腰にご利益があると言われております。
6 菅原天満宮(すがわらてんまんぐう)

菅原道真が自身の像を刻んで形見として与えたという木像が御神体です。